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奥村 なるほど。ところで、有山さんと松原さんの仕事のフォーメーションはどうなっているの?
有山 アイデアを出す段階では分担はないですね。作業に入ると、平面的な部分は松原がやって、立体的な部分を僕がやることが多くなりますが、特に分担しているわけではないです。
奥村 もともとの専門は、建築?
有山 二人とも建築です。まだ大きな建築をやったことはないのですが、今、大阪でカプセルホテルのプロジェクトが進行してますね。
松原 それもファサードとインテリアのデザインなので建物の設計と合わせてやっている感じなんですけどね。カプセルホテルって外国人にはものすごくエキゾチックみたいで、自分もやりたいっていう相談を受けたりします。みんな泊まりたがっているし、すごく興味があるみたい。
奥村 そうでしょうね。あの仕組みは外国人には不思議だものね。assistantは活動の範囲が国際的なようだけど、設立はどういう経緯で?
松原 会社を設立したのは2005年の2月です。その時は私も有山もロンドンに住んでいたのですが、帰国が決まったので帰国前に会社の形にしておこうと思って。活動自体は2002年くらい、私が学生の時からやっていました。
有山 もう一人、同じく建築学科出身の須之内というメンバーがいます。彼は写真とコンピュータープログラムが専門で、インタラクティブ作品をやっていたりもします。
奥村 今はクライアントから受注する仕事がメイン?展覧会とかアーティスト活動もしているようだけど?
松原 どれも全部ですね。展覧会にも参加しますし、インテリアもやってますし。展覧会の設計とかもやりますし。ただ、最近は最終的なアウトプットが空間の形になっているものが多いかもしれません。
有山 インタラクティブも空間も同じだけの時間と労力を費やすんですけど、インタラクティブだとアウトプットが画面の中だけっていうのが時々寂しく感じるんですよ。
松原 もちろん、むしろ、それが面白いこともあるんですけどね。
奥村 THE COLORでは色をテーマにお話を伺っているんだけど、最後にassistantの色についての話を聞かせてもらえれば…。
 トーキョーワンダーサイト本郷 Lab☆Motion展のインスタレーション
有山 assistantは色に気を使っているんですけど、日本は本当に色がなくて。今回の「エミュ」に関しても使いたい色があったんですけどペンキがなかったので、現場に行ってこれとこれを混ぜてって一緒にやって作ったんですよ。
松原 3月21日までやっている展覧会でも、蛍光色を使ってサイケデリックなモチーフを作ってるんですけど、画面では思い通りの色を再現できてもプリントではできなかったりしますよね。でも、色って本当にいろいろあって、本当にいろいろなことができる。だから、もしできるならassistantがいつかそういう商品の開発にも携わっていきたいなと思っています。
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